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【自己制御型ヒーター T9 (-10℃~100℃) シリーズ 】セキスイ テクヒーター® 巻物

プロセス配管・タンク向け保温・加熱、水道管・道路・施設向け凍結防止・融雪に! テープ状で柔らかいヒーターです。交差または重ねて巻いても使用できます。

特長

  • 無駄のない省エネルギー性
    テクヒーターは、PTC(※)セラミックスの特性を利用した自己制御型ヒーターであるため、環境温度の変化に合わせて、常に一定の温度になるようにヒーター自らが調節します。そのため、必要以上の熱量がなく、エネルギー消費に無駄がありません。
    ※Positive Temperature Coefficient(正温度特性)の略
  • 優れた安全性
    テクヒーターは、ヒーティングケーブル自体が自己出力制御型のため、温度を調節するサーモスタットを使用しなくても異常過熱や焼き切れを起こすことがありません。ヒーター同士が接触してもオーバーヒートする心配がないので、重ね巻きなどの施工も可能です。
  • 高い柔軟性
    テクヒーターは高い柔軟性を持っているため、段差や複雑な配管などにも容易に施工することが可能です。
  • 長さの自在性(最長50m)
    テクヒーターは並列回路型のヒーターであるため、自由な長さに切って使用することができます。一般的な直列型の電熱線では困難な分岐や継ぎ足し延長も可能です。
  • シーンに応じた製品ラインナップ
    テクヒーターは、発熱体の配置ピッチを変えた発熱量の異なる2種類の製品を標準ラインナップしており、シーンに応じたヒーターを選択することができます。また、発熱体の配合変更や焼成方法を変えることで、さらなる高出力や消費力などの特殊ニーズにもオーダーメイドでお応えすることが可能です。

お見積り・お問い合わせ

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標準仕様 T9シリーズ(巻物) 100V/200V用

巻物(100V/200V)

品番長さ(m)電力(W/m)
(-20℃恒温槽内空気中)
電力(W/m)
(0℃恒温槽内空気中)
電力(W/m)
(20℃恒温槽内空気中)
標準重量
(g/m)
在庫の有無商品コード
T9-30-M50 50 28/46 27/38 24/32 9,150 取り寄せ品 THX
T9-30-M25 25 28/46 27/38 24/32 9,150 在庫品 T93M25

使用電圧(VAC)発熱部幅(mm)発熱部厚み(mm)使用温度範囲(℃)
100/200 18.5±1.5 7.5±1 -10~100


 

電力データ

自己制御型ヒーター テクヒーターの電力-温度特性 100V

自己制御型ヒーター テクヒーターの電力-温度特性 200V


 

構造

自己制御型ヒーター テクヒーター構造

 

原理

周囲の温度が高いときには出力が小さくなり、
周囲の温度が低いときには出力が大きくなる。

自己制御型ヒーター テクヒーター 原理

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絶縁封止キット

品番キット内容商品コード
TH-P-001 (a)端末処理部品、(b)電源コード接続部品、(c)絶縁用シーリング材、(d)収縮チューブ、(e)油密端子 THP001


 自己制御型ヒーター テクヒーター 絶縁封止

詳しい説明は、こちらをご覧ください。

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製品紹介動画

【製品紹介】テクヒーター/自由自在編(T9シリーズは、動画内で使用されているT6シリーズほど柔らかくはありません)

   

【製品紹介】テクヒーターによる融雪効果

   

【製品紹介】絶縁封止手順

   

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参考使用例

道路

道路本線、ランプ、管理用道路の融雪
トンネル出入り口周囲の融雪
非常用電話などの設備周辺の融雪
料金所周囲の融雪

その他

コンクリート基礎養
住宅玄関口

配管

水道管の凍結防止(PSE適合品)
プロセス配管の保温・加温
タンクの保温・加温

各種施設

駅舎管理用通路
車両基地屋根

 

化学プラント

 

 

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使用上の注意

テクヒーターは外装被覆の損傷防止に特に留意してください。被覆の損傷は、絶縁抵抗値の低下や漏電事故 につながるおそれがあります。メガーチェックで異常が発見された場合は損傷による絶縁不良箇所を除去し、 新しいヒーターに交換をしてください。

  • 地面に引きずらないでください。
  • 設置箇所に被覆を損傷させるようなバリや鋭利な物がないことを確認してください。
  • 安全靴などで踏みつけないでください。
  • 重量物などをヒーターの上に載せないでください。
  • ヒーターを強く引張ったり、無理な力を加えないように注意してください。
  • 最小曲げRは規定値(23R)に従って施工ください。
  • 敷設したヒーター上には他の発熱体や金属類を設置しないでください。
  • 保温材の浸水防止処理を行ってください(保温効果維持、絶縁抵抗劣化防止の観点)
  • 医療用途には使用しないでください。

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