温度センサー

可とう性フッ素樹脂（外被）の補償導線は、柔軟性、耐熱性、耐寒性、耐燃性、耐薬品性に優れているため、射出成形機やロボット等の可動部への配線にも適しています。スリーブ、補償導線を含む熱電対全体がMax200℃の環境下で使用可能です。

T-35型シース熱電対は、耐熱シース金属管（SUS316）内にＫタイプ熱電対素線を入れ、高純度の絶縁材で充填封止した製品です。

T-35型極細シース熱電対は、超極細シースの中に細い熱電対素線を挿入して無機絶縁物（高純度マグネシア）で密封充填した製品です。超極細線ですので、極小部分の点測定に最適です。高温での使用も可能です。

T-35型Kタイプダブルシース熱電対（非接地型）は、φ1.6の中に2対（4芯線）の熱電対素線を挿入して無機絶縁物（高純度マグネシア）で密封充填した製品です。
素線の片方を温度調節に、もう片方を過昇防止用にする等の使い方もできます。

T35型Nシース熱電対は、素線にナイクロシル・ナイシルを使用しています。Ｋ熱電対より耐酸化性に優れ、熱起電力が安定するため、高温での使用が可能です。

PSC型熱電対は、ルーズねじ切りタイプです。

サーモカップルシートは絶縁シート上に各種熱電対（J、T、K）を形成したものです。
被測温物の表面に貼り付けて、-40℃～+200℃の表面温度範囲の測定用として使用されています。
特に早い応答性が要求される場合や、被測温物が絶縁物の場合は絶縁シート（グラスファイバー/ポリイミド）をはがしてもご使用いただけます。

白金に電気を流した時に発生する抵抗値の差を測定し、温度に換算するセンサーです。

白金に電気を流した時に発生する抵抗値の差を測定し、温度に換算しています。
RZ型測温抵抗体は、白金抵抗体を小型の保護管に挿入したシンプルな構造の製品です。

箔状の測温抵抗体をポリイミドフィルムで加工した、厚さ0.4mmのセンサーです。

被覆熱電対は、各種熱電対をガラス・フッ素樹脂・セラミックファイバーで被覆した熱電対で、使用温度により被覆材料を選定して必要な長さに切断し、先端を溶接して使用されます。

マグネットセンサーは、熱電対や測温抵抗体の測定接点部にマグネットを組み込んだ、表面温度測定用の温度センサーです。
マグネット取付け方式のため、測定対象とセンサーの着脱が簡単にでき作業効率がアップします。

半導体製造装置、および付帯装置の開発・検査での温度分布を測定するため、熱電対を取り付けたウェハーです。

FEPモールド熱電対は、各種熱電対素線をFEP（フッ素樹脂）でモールドした製品で、耐酸・耐アルカリ性に優れており、各産業分野で使用されています。